冬の食中毒
2023/11/18
食中毒というと夏場に多いイメージですが、冬場も夏場と同じように注意が必要です。
冬場に多く発生する代表的なものとして「ノロウイルス」があります。
ノロウイルスによる食中毒はウイルス感染という特性から、食品からだけではなく、ヒトや食器などからも経由して拡がります。
少量でもウイルスが体内に入ると腸内で増殖して、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などを引き起こします。症状が出たら脱水症状を防ぐために十分な水分と栄養補給が大事になります。
予防法として食品管理はもちろん、身の回りの衛生面に注意しましょう。
日常生活で気を付けるポイント
①帰宅直後、調理の前後、食事の前、トイレの後などこまめに石鹸を使って、指の間、爪の内側まで丁寧に手洗いする。
②魚介類を調理するときなど、「生食用」と表示のないものは中心部分を1分間85度以上で加熱する。
③体調不良になるとウイルスに対する抵抗力が低下するので、普段から適度な運動を行い、栄養や睡眠などを十分にとって体調を管理する。
日頃から上記のことに意識を向け、この冬を万全な状態で乗り切りましょう!!